沖縄でぜひ味わってほしいお酒類といえば、オリオンビール! 一度口にすれば、軽快感とクリーミー感の虜になること間違いありません。そんなオリオンビールの製造元・オリオンハッピーパーク(オリオンビール名護工場)では、1時間で約72,000本もの数量を製造できる缶ビールをはじめ、ビンビール、樽生を製造しています。今回は、そのオリオンビールの特徴やオリオンハッピーパークの魅力をご紹介します。
沖縄の名産品「オリオンビール」は、昭和34年に誕生しました。その数は、ビール・発泡酒・新ジャンル・期間限定品を合わせ9種類(2016年2月現在)。沖縄の気候に合わせた爽やかな味わいが特徴的な「オリオンドラフト」や、抜群なキレと本格辛口が魅力的な「スペシャルエックス」などがその一例です。 ちなみに、オリオンビールという名は一般公募により命名されています。南の星・オリオン座などからとっており、沖縄らしさとアピール度が評価され選ばれたそうです。
日本で唯一、オリオンビールを製造している「オリオンハッピーパーク」。ここではオリオンビールの歴史に触れたり、製造工程をガイドの説明付きで見学したりすることができます。沖縄県民に愛される味はどのように誕生しているのか。その一部始終をご覧ください!
オリオンビールは、麦芽やホップ、良質な水を原料としています。世界各地より厳選されたものを取り寄せ使用し、独自の味を生み出しています。
粉砕した麦芽を加熱し、甘い麦汁(ビールの素)をつくります。これをろ過しホップを加え煮込んだあと、冷やして発酵タンクへと移します。
冷やした麦汁に酵母を追加し、発酵させます。麦汁に含まれる糖分は、酵母によりアルコールと炭酸ガスに分解され、約1週間で若ビールになります。
若ビールを貯酒タンクで十数日間ゆっくりと熟成させると、バランスのとれた美味しいビールへと仕上がります。しかし、まだ完成ではありません。
時間をかけて熟成させたビールから、酵母と余分なタンパク質を取り除きます。そうすると、きれいな琥珀色のビールをつくり出すことができます。
ろ過まで完了したビールは、自動化された生産ラインにてビンや缶、樽などの容器へ詰められます。なお、生産ラインは品質管理を徹底しています。
工場見学を終えたら、試飲券とおかわり券を手に、オリオンビール園「やんばるの森」へ! ここではオリオンビールの試飲を楽しむことができます。なお、お食事のみの利用も可能です。北部観光がてら、ぜひ立ち寄ってみてください。
キンキンに冷えたグラスに注がれたオリオンビール。試飲は2杯までOKで、おつまみ付き。工場直結の味は、やみつきになるほどの美味しさです!
オリオンオリジナルグッズをはじめ、各種お土産品を多数取り揃えています。家族や友人、恋人と、それぞれに合った商品がきっと見つかるはずです。
昭和40年代の「まちやぐぁ(小さな雑貨店)」を再現したスペース。レトロな雰囲気が漂うなか、オリオンビールの歴史を学ぶことができます。
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