かわいい器やカフェに出会おう! 壺屋やちむん通りをお散歩

かわいい器やカフェに出会おう! 壺屋やちむん通りをお散歩
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OkinawaTraveler編集部

沖縄県那覇市の国際通りから徒歩5分。「壺屋やちむん通り」は、那覇の中心部にありながらも古き良き沖縄の面影が残っています。今回は、壺屋やちむん通りを楽しむには欠かせないスポットを5つ紹介します。ノスタルジックなこの道を、気の向くままにぶらりとお散歩してみませんか?

やちむんの宝庫「壺屋やちむん通り」を知る

「壺屋やちむん通り」は、沖縄の伝統的な焼き物「やちむん」の窯元や工房、販売店などが軒を連ねる通りです。歴史は古く、約300年前に琉球王府により各地に建てられていた陶工がこの地に集められ、今ではやちむんの故郷として大人気。

通り沿いには老舗の窯元だけでなく、若い作家の作品を扱う工房やセレクトショップ、カフェなどが並び、また戦禍を免れたエリアということもあり、路地裏には昔ながらの風情あるスポットも点在しています。

昔と今が混ざり合った趣き溢れる「壺屋やちむん通り」。別世界に迷い込んだような独特な街並みは、やちむんを求める人にはもちろん、ゆったり散策したい人にもおすすめです。


老舗窯元「育陶園 やちむん道場」で壺屋焼を手作り体験!

壺屋で作られているやちむんを「壺屋焼」と呼びます。その壺屋焼の老舗窯元である「育陶園 やちむん道場」では、陶芸体験教室を毎日開催! 職人さんが一から丁寧に教えてくれるので、初めての人でも気軽に体験できます。

コースは、シーサー作り、絵付け、ロクロ成形、手びねり成形、1日弟子入り体験など盛りだくさん。開始日時や作品もバリエーション豊富なので、旅のスケジュールや好みに応じて、チョイスしてみてください。


洋食にもよく馴染む。ほっこりかわいい「guma guwa」のやちむん

「guma guwa(ぐまーぐわぁー)」は、壺屋焼の窯元「育陶園」が手がけるブランドショップです。若い世代にも壺屋焼を身近に感じて欲しいという思いから、若い職人さんたちを中心に日常使いしやすい器を作っています。

代表作である「モーニングシリーズ」では、マグカップやボウル、お皿などを展開しています。やちむんの色味や風合いを生かしながら、柄や形など、洋風の朝食や食事にぴったりの器が盛りだくさん。モーニングシリーズの他にも、おしゃれなデザインの箸置きや県内外からセレクトされた調理道具など、センスの光る雑貨が並びます。いつもの食卓を少し豊かにしてくれそうなアイテムが揃っていますよ。


親子3人、三者三様の器を楽しむ「んちゃぜーく」

店名の「んちゃぜーく」は、沖縄の言葉で「んちゃ=土」、「ぜーく=作る人」を指します。店名の通り「土の職人」である親子3人の作品が、木のぬくもり溢れる店内にずらりと並んでいます。店長の石倉さんのご実家は、もともと壺屋の窯元。生まれも育ちも壺屋でしたが、ご主人の独立を機に拠点を南城市に移し、「石倉陶器所」を構え家族でやちむん作りに励んだそう。

3人の作品はセンスも個性も異なり、まさに三者三様。なかでもおすすめなのが、陶製酒器・カラカラ。主に琉球文化圏で使用され、カラカラで注ぐ泡盛は絶品ですよ。ほかにも、伝統的なものから現代風なものまでバラエティー豊かな商品がずらり。どれもさりげなくおしゃれで、長く付き合えそうな器ばかりが並びます。


まるで綿菓子?! 沖縄伝統のお茶「ぶくぶく茶」で一服

琉球王国において、客人をもてなすために淹れたと言われる「ぶくぶく茶」。この高貴なお茶を飲めるお店が、壺屋やちむん通り沿いにある「うちなー茶屋&ギャラリー ぶくぶく茶」です。

まるで、綿菓子やカキ氷のような姿は写真映えも抜群! お店ではぶくぶく茶とともに、沖縄伝統のお菓子「ちんすこう」と「くんぺん」をセットでいただけます。

店内には飲食スペースのほか、ギャラリーも併設。ここでは壺屋焼はもちろん、県内各地から集められた陶芸やガラス作品が販売されています。お茶で一服したあとは、手仕事の技が光る沖縄の工芸品に触れてみて。


いかがでしたか? 好みのやちむんを探すも良し、自分でやちむん作りに挑戦するも良し、雰囲気抜群のカフェでひと休みするも良し。「壺屋やちむん通り」は車ではなく、沖縄の風を感じながらゆったりと歩いて楽しむのがおすすめですよ。

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