沖縄の離島と言えば石垣島や宮古島などが有名ですが、本島からフェリーで気軽に行ける離島ご存じですか?
本島の観光スポットも行きたいけど、せっかくなので離島の海も楽しみたい!と思っているよくばりさんにおすすめの離島7島をご紹介します!
今回はアクセスの良い那覇にある、とまりん(泊港)から出発する離島なので、日帰りも可能ですよ!ぜひ旅行計画の参考にしてくださいね。
目次
まずは「那覇から一番近い有人島」の渡嘉敷島をご紹介します。
那覇の西方約30km、慶良間(ケラマ)諸島の東端に位置し、とまりん(泊港)から高速船だとなんと片道約40分で行けちゃいます。
世界有数のダイビングスポットと言われ、多くのダイバー達が“慶良間ブルー”と称される、透明度の高い海に魅了されています。
年間を通してダイビングが出来るのはもちろん、5月~10月が海水浴のベストシーズンになるので、まだまだシュノーケリングも楽しめます!ウミガメの遭遇率が高いビーチもあり、一緒に泳いで写真を撮ったりしてみてはいかがでしょう。
ちなみに10月には、島最大のお祭り「とかしきまつり」が開催予定、1月~3月頃にはザトウクジラのホエールウォッチングも迫力抜群です!
続いては、那覇から西に約40Km・慶良間諸島のほぼ中央に位置している「座間味島」。こちらも那覇から高速船で約50分と近く、気軽に行ける島として人気です。
諸島内の有人島の中でもひときわ活気あるスポットとして知られ、真っ白なコーラルサンドと、どこまでも透明なブルーの対比が美しいその絶景の海は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得したほどです。
波打ち際からほんの数メートル泳げば、色とりどりの熱帯魚とたわむれることができます。ウミガメに会える阿真ビーチや、他にもキャンプ場や展望台など施設もありますよ!
阿嘉島へは、那覇から高速船で約70分ほどで到着します。映画「マリリンに逢いたい」で有名になった阿嘉島のオス犬「シロの像」や、2018年3月5日(サンゴの日)にオープンした「国立公園ビジターセンターさんごゆんたく館」では、珊瑚に関する様々な資料が展示されており、珊瑚の生態や島の営み、伝統などを学ぶことが出来ます。
運が良ければ、ビジターセンター周辺で天然記念物のケラマジカにも会えるかも!?
次は座間味に来たなら行くべき無人島、「安慶名敷島」のご紹介です。海の透明度は、慶良間諸島の中でもナンバーワンレベルを誇る安慶名敷(あげなしく)島。
座間味港から発着する無人島渡し船で約10分、透明度抜群の青い海と白い砂浜に心打たれること間違いナシです!!
シュノーケリングで人気のあるスポットでもあり、無数のお魚や色鮮やかなサンゴ礁があなたを出迎えてくれますよ。
安慶名敷島は無人島なので、事前に座間味島唯一のスーパー「105ストア-」で食べ物・飲み物を準備するのをお忘れなく! 日差しが強く、日陰がないのでパラソルをレンタルしたほうが良いかもしれません。
粟国島は、那覇の北西約60kmに位置しており、島の外周が約12㎞と小さな島です。那覇からフェリーで1日1往復・約2時間ほどで到着します。
豊かな自然に恵まれ、島全体が県鳥獣保護区に指定されている粟国島では、これまで220種の野鳥が観察されていますが、なんとその内の9割以上が渡り鳥たち。
多様な渡り鳥たちが休息を求めて飛来しにやってきているので、野鳥の宝庫となっていて、バードウォッチングに最適な島ですよ。
「ヤヒジャ海岸」は、粟国島が火山活動で出来た島であることがよくわかる、赤色などの何層もの重なる地層や白色凝灰岩の絶壁など、沖縄ではここだけでしか見ることが出来ない景勝地です。
粟国島ならではの大自然の魅力をぜひ体感してみてください。
※粟国島のフェリーチケットは、とまりん内ターミナル乗船券売り場でチケットを当日購入となります。
エメラルドブルーな海とサンゴ礁に囲まれた「琉美(くみ)の島」、久米島。
那覇の西方100㎞に位置しており、那覇からフェリーで約3時間30分で到着です。飛行機でも行くことはできますが、船でゆったり美しい海と風を感じ、景観を楽しみながらの移動もお手軽料金でおすすめです。
久米島町内の泊フィッシャリーナから渡船を利用して約25分ほど久米島沖合5kmに浮かぶ、東洋一美しい砂浜といわれる「ハテの浜」。全長約7㎞に伸びている真っ白な砂浜、エメラルドグリーンな海と青空のコントラストが美しく、感動を超える景色が広がっています。
また「宇江城城跡」は、久米島の標高310m・宇江城岳の山頂にあり、沖縄県内で最も標高の高い場所に築かれた城跡とされています。宇江城城跡の山頂から久米島全体を360度見渡せるパノラマは、息を飲むほどの圧巻です!
渡名喜島は、那覇の北西58kmに位置しており、とまりんから久米島行きのフェリーと同じ船に乗り、約2時間で行くことができます。渡名喜島は沖縄の中でも観光客が少なく、沖縄の原風景が残る数少ない地域の1つで、平成12年(2000年)に島全体を重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
青々と生い茂るフクギ、白砂の道、赤瓦屋根の伝統的な家。100年以上前から、フクギは風対策として渡名喜島の家々を守ってきました。昔ながらの生活の営みを感じることができる、情緒溢れる景観がそこには広がっています。
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■集落ガイド再開も■
渡名喜島の成り立ちや集落のつくりについて説明していただきながら、赤瓦屋根、白砂、フクギ並木など沖縄の離島らしさ満載の景観の中を、ガイド付きで散策することができますよ。完全予約制になるので、ご希望日の2週間前には事前にお問い合わせ・予約してご参加くださいね。
(一社)渡名喜村観光協会 TEL:098-996-3758
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番外編として、とまりんから約20分、予定に合わせた日帰りにもバッチリな無人島・ナガンヌ島をご紹介します!
慶良間諸島の入り口にあるチービシ環礁は、那覇から西へ約15kmに位置します。チービシ環礁はナガンヌ島、クエフ島、神山島の3島で構成され、一番大きな島がナガンヌ島です。島は珊瑚や貝のかけらでできたコーラルサンドでできており、島周辺海域は広く珊瑚礁に囲まれ、海水浴やマリンアクティビティに最適な島となっています。
パラセーリングやバナナボートのアクティビティをはじめ、インストラクター同行のシュノーケリング、BBQランチを楽しめるプランも。
島へ行くだけプランもあるので、オプションを組み合わせてそれぞれの楽しみ方ができるのも、魅力のひとつですよ!
那覇から気軽に足をのばして行ける離島をご紹介しましたが、いかがでしたか?訪れてみたい離島はありましたか?高速船を利用すれば、日帰りでも約6~7時間滞在できるので十分満喫できますよ。
各離島の魅力はまだまだたくさんあるので、直接現地に行って探してみてくださいね~!
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